よく一般社団法人やNPO法人の設立をお考えのお客様から
「非営利ってもうけてはいけないんですよね?」というお言葉を聞きます。
リンク先引用にもあるように非営利とは
「利益があがっても構成員(社員など)に分配しないで、団体の活動目的を達成するための費用に充てること」です。
ですから事業などをおこなってもうけることは構いませんし、
それで人件費を払うことも問題ありません。
この「非営利」という言葉のとらえ方がかわってくると、
日本におけるソーシャルビジネスの広がり方がグッと進むのではないかと考えています。
《ここから》
営利組織である会社は、株主が出資して会社を運転し、あがった利益を株主に配当するしくみになっています。
それに対して、「非営利」とは、団体が利益を上げてもその利益を構成員(会員など)に分配しないという「非分配」を意味します。つまり、「非営利」とは、利益を上げてはいけないという意味ではなく、「利益があがっても構成員(社員など)に分配しないで、団体の活動目的を達成するための費用に充てること」と説明することができます。
団体がサービスを提供した場合に、対価を得て、売上を上げても、そこから経費を差し引いて残った利益を団体の構成員に分配しなければ、それは非営利団体であるといえます。
《ここまで》
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